もともとは「ドワーフの矢を見せてほしい」という手紙で始まったクエストは、後回しです。
デイドラのひとり、モラグ・バルがめんどくさそうなので、頼まれごとをこなしてしまうことにします。
マルカルスの門前に戻ると、エンドンとケラの銀細工師夫婦が言い合いをしていました。
エンドンは「店をしめろ」と言い、ケラは「諦めるのか」といいつのっています。そばには娘のアダーラ。アダーラが無邪気に「どうしてケンカしてるの?」と聞くので、その場で一度ケンカはお開きに。
まあ、夫婦の関係はいろいろですから、あまりつっこまないことにしましょう。
その横では、肉屋のホグニに絡んでいたのか、ディゲインという物乞いがうろうろしています。金がどういう言っていたようなのですが、よくよく話を聞いてみると、
「マルカルスの上階にある聖堂には、子供くらいの大きさの黄金の像がある。しかし聖堂には女性しか入ることができず、ディゲインは入れない。ちょっと忍び込んで運び出してきてくれれば、報酬を渡す」
うーん。
「貧しい老人を助ければ、神々だって喜んでくれるはずだ」
いかにも詭弁です。
「うーん、盗みはいかがなものか」
「頼みを聞かなくてもいいんじゃない~?」
「それもそうだね。まあ、話を聞いたってだけで」
ついでに、そこにいた肉屋のホグニに話しかけていみます。
「値切り交渉はお断りだよ。買わないなら行った行った」 |
商売人です。
この新鮮な肉は、狩の達人であるオークたちから仕入れているのです。
近くにあるオークの砦を教えてくれました。オークは部外者を砦に入れないので、ホグニは入ったことがないようですが、運が良ければ入れるかも。
「歓迎されるかも?」
「矢を射かけられるかも~」
ともあれ、モラグ・バルがなんかちょっと不気味なので、マルカルスの探索をするのは後回しにし、ボエシアの司祭を探しに出かけましょう。
街の外には、馬屋があります。
馬屋の男バニングと話してみたら、軍用犬を薦められました。首長の子犬たちも訓練した男で、なかなか信用できそうです。砦に犬の好物を持っていく予定があったそうなので、引き受けます。
そして、犬を飼いました。ヴィジランスです。
外見には見覚えがあります……(懐かしのバルバス)。
スカイリムの犬はみな同じ外見なのか……mod導入するかなぁ。
馬を売っている男セドランにも話しかけてみました。セドランとバニングはどちらもブレントンですが、親子ではなさそうな……?
結局、馬は買わなかったのですが、セドランからは興味深い話が聞けました。
「マルカルス事件」です。ウルフリック・ストームクロークに関する事件、というのは知っていました(本人から話を聞いて)。ということは、内戦に関わることです。
このあたり、わかりにくいのですが、どうやらこういうことらしい。
- マルカルス事件=マルカルスがフォースウォーンにのっとられた(そんなに昔ではない、少なくとも帝国とサルモールの戦争および停戦協定(白金協定)後)
- ウルフリック一派がマルカルスからフォースウォーンを追い出した(マルカルス事件の終結)
- この功績により、帝国はウルフリックたちにタロス信仰を認めた
- だがサルモールたちはそれを認めず(あるいはきちんと帝国が了承を得ておらず)、ウルフリックたちのタロス信仰は協定違反だとして逮捕を要求した
- これにより、ウルフリックたちは立ち上がり、内戦が勃発
- (おそらく)ウルフリックのタロス信仰を認めるよう帝国に働きかけたマルカルスの首長は、現首長イグマンドの父。イグマンドの父はマルカルス事件ののちのサルモールの要請を受けて、ウルフリック・ストームクロークをとらえる手助けをした
(以上がセドランから聞ける話)
(以下、ウルフリックから聞いたことの復習) - 上記のとおり、イグマンドの父の裏切りもあり、ウルフリックはタロス信仰の罪で投獄された。この時、イーストマーチ地方の首長はウルフリックの父親だった(つまりこの時点ではウルフリックは後継者ではあったが首長ではなく、そのため、帝国やサルモールとの争いになってもスカイリム全土は巻き込まなかったのだろう)
- ウルフリック投獄中に、父であるイーストマーチの首長が死去(ウルフリックは葬式に出ることはおろか、弔辞を出すことも許されなかった。これをかなり恨んでいる様子)
- その後ウルフリックは釈放され、イーストマーチの首長の地位を継承した。そして反乱を起こした。
まあ、ウルフリック目線で見ると「ぼんくら首長が街をならず者に奪われたので取り返してやり、その正当な報酬として認められたタロス信仰の許可がなかったことにされて投獄された(ノルドの民として踏みにじられた気持ち)あげく、偉大なる父親の死に目にもあえず、虐げられていると感じている」わけで。
リーチの前の首長がもっとしっかりしていれば、つまりマルカルスという首都を奪われるという落ち度がなければ、ここまで発展しなかったのだろうなぁと思われます。
しかしまあ、起きてしまっていることは取り返しがつきません。
結果、内戦は勃発しているわけです。
ちなみに、リーチ地方の首都マルカルスを乗っ取ったフォースウォーンは、ノルドの前にこの地域にいたいわゆる先住民。
血の生贄を捧げたり、デイドラのと関係があったりして、かなりブラックなのは確かなようです。
もっとも、彼らからすればノルドに土地を奪われたという感じなのでしょうが。
「うーん、やっぱり内戦にはまだ関わりたくないなー」
「ソリチュード住民としては、帝国に近いマルカルスは悪い印象ないけど~」
「そういえばジョディスとストームクローク寄りの土地ってあんまり行ったことないかも?」
「難しいことわかんないから、そっちいっても悪い印象持たなそう~」
ともあれ、今はボエシアの司祭を探す旅です。
クエスト・タスク・気になる情報▽
<クエスト>
- ストームクロークの反乱に加わる(レイロフの勧誘)
- ウィンターホールド大学へ行く
- アズラの祠へ行く
- リフテンで顔面改造医を探す
- 【緊急事態】レッドガードの女を見つける
- 【声の道】グレイビアードと話す
- ドーンガードの首領と話す
- 帝国軍に加わる
- 【失われた無垢】親切者のグレロッドを殺す
- ロストナイフ洞窟の隠れ家にいる山賊の頭を倒す
- ドーンスターの博物館へ行く
- 【月明かりに照らされて】シンディングと話す
- 【シルバーハント】スコールと話す
- ドワーフの矢をカルセルモのところに持っていく
- 珍しい石を鑑定人のところに持っていく
- 【明かりを消せ!】ソリチュード灯台の炎を消す
- 【オラフ王の焚刑祭】オラフ王の詩歌を見つける
- デルキーサスを見つける
- 赤鷲の剣を見つける
- 【ボエシアの呼び声】ボエシアの祠を見つける
- ファルクリースの人々を手助けする
- アクラ種の最後の鞘をゴーザのところへ持っていく
- エルトリスのノートを読む
- 赤い峠道にいる巨人を倒す
- オルファン・ティアー号で敵のリーダーを倒す
- 【フォースウォーンの陰謀】タロスの祠へ行く
- アルクンザムスの遺跡を調べる
- 鍛冶の巨人の指を見つける
- 【恐怖の館】ボエシアの司祭を探す
- ディベラ聖堂で像を盗む
- スパイスを振った牛肉をヴォアダへ届ける
<個人的タスク>
- 帝国・ストームクロークのどちらにつくかの検討
- シアーポイントにドラゴンが巣くっている
- ドレラスの小屋をどうするか決める
- 宝の地図7
- レイクビュー邸を建築
<前回発生して今回まだ見ていないもの>
- オールド・オーク
- ホワイトラン首長と弟フロンガルの関係について
- ペライトの祠でケッシュを見つける
- スタンダールの番人を襲う吸血鬼
- ベリットの灰をルニルに届ける(ファルクリースのクエスト)
- 闇の一党の暗殺者に襲われる
その他の多少気になる情報>
- ホワイトランの警備情報は最悪(宿屋の客・シンミール情報)
- ドラゴンズリーチはドラゴンを閉じ込められるように改築された
- ウィンドヘルムで女性連続殺人が発生している