「うろうろしまくりましたが、ようやくブルー・パレスですよ!」なんかハイソなにおいのするブルー・パレス。
「すげーな、こう、格調高いっていうか? ウィンドヘルムともホワイトランとも違うな。豪華!」
「なんかファッションにお金かけてそう」
「どうしてあんたはそういう発想なの!」
衛兵たちの横と通り過ぎても、何も言われません。
不審者にも優しいブルー・パレス。
入ったところでエルディに会いました。
あれ、これ、デルヴェニンが言ってた召使じゃないですか? デルヴェニンの謎の主探しで行かなければならないペラギウスの羽関連の。
「ちなみに、ペラギウスの羽ってなんなのかね。アイテムぽい」
「たぶん、ペラギウスウィングだと思うぞ。翼廊じゃね」
「よくろう」
「建物の一角だと思うといい」
「空港のウィング的な」
「空に港はないぞ?」
「そっすよねー」
中に入りたいとエルディに頼むと、「禁じられているし、中はとても怖い場所」と一度は断られるものの、最終的には「ちょっとだけなら」と鍵を貸してくれます。
大丈夫か、ブルー・パレス。
他にもブルー・パレスで片づけたいことがあるので、左右から2階に向かう階段をあがって、王座の間に向かいます。
そこでは、ヴァルニウス・ジュニウスが首長エリシフに何やら訴えていました。
洞窟で不気味なことが行われているそうな。
ああ、ちょいちょい聞いていた「心配事がありそうなヴァルニウス・ジュニウス」ってこの人か。
エリシフは訴えを聞いて軍隊を派遣しようとしますが、シビル・ステントールが水晶占いで「その洞窟には何もいない、迷信だ」などと断言します。
おっと、ヴァルニウス頑張れ。
結局、執政ファルクのとりなしで、ドラゴン・ブリッジに増援を送るようアルディス隊長へと命令が下りましたが、洞窟には対処されない様子。ヴァルニウスは不満そうですが、ファルクが「誰かに洞窟も対応させるよ」と軽く応対して、場は解散になりました。
さて。どうしてものか。
とりあえず、偉そうなおっさんに話しかけてみると、エリクールでした。
ウィンキング・スキーヴァーで会ったギスリの兄です。(ギスリが嫌ってたっぽい感じの……)
エリシフの従者で、やっぱり偉そうでした。正直どうでもいい系の男性です。
そして従士たちがエリシフ……というより、帝国軍のテュリウス将軍の軍事力を重用しているのが見えてきました。
テュリウス将軍!
私を囚人とし、いきなり処刑しようとした、あの!
「いい印象を持てと言われても難しい」
「なに? テュリウス将軍?」
「そうそう」
「ウルフリックもテュリウスも嫌だと、この内戦をどっちの味方にもならない感じ?」
「ううーん」
とりあえず、内戦問題は先送りです。
執政のファルク・ファイアビアードと話しましょう。
ソレックス・ピニウスから頼まれていたストロム・エムカイ・ラムをファルク・ファイアビアードに届けて、
ブロークン・オール洞窟にいる山賊の頭を倒した報告をして、
それぞれ報酬をもらいます。
ついでに、ヴァルニウスが訴えていた洞窟について話を聞きます。
執政ファルクは、ヴァルニウスは神経が細すぎてきーきー言ってるだけだから、放っておこうかと思っていたとぶっちゃけます。
おいおい。
起きているのはこういうことです。
- ウルフスカル洞窟の近くで旅人が消える
- 変わった光が見える
「不気味じゃないですか!」
「そうだなぁ。旅人消えるのやばいだろ」
「戦争に頭を悩ませてるのも、わかんないではないけどさぁ。これは放置ダメじゃないかな」
仕方がないので、私がウルフスカル洞窟の調査を引き受けます。
あれ、この洞窟、一回制圧してるよな。(記録「ライムロック窟を目指して」)
「あのあと何かあったのかな」
「どうかな、山賊たちは全滅させたけど」
「……はっ。我々が奴らを全滅させたせいで、オカルト軍団に占拠されたとか?」
「否定はしないねぇ」
「ううう。私の責任じゃないよ」
ファルクいわく、「500年以上前に狼の女王ポテマが死霊術の儀式を行った」からついた名前なのだそうで。
ああ、狼・死霊(骨)で、ウルフスカルね。
それで、周囲の人たちは「呪われた洞窟」と信じ込んでいる、とファルクは一笑に付します。彼は信じてなさそう。
ついでなので、戦争についてのファルクの意見も聞いてみました。
- 帝国が戦争に勝ったら、エリシフはスカイリムの上級女王を主張することができる
- 主張したところで他の首長が支持しなければ意味がないが、首長たちがエリシフを受け入れれば平和になる
- テュリウスはエリシフをきちんと尊重している(エリクールの意見は真っ向否定)
なるほど。
ファルクはエリクールに比べるとまともに感じますね!
ファルクの隣には、王宮魔導士のシビル・ステントールがいました。
横柄に頼みごとをされます。正直受けたくない(笑)
吸血鬼がひそんでいる洞窟をつぶしてこい、と。雑すぎる。
「横柄すぎる」
「魔術師なんてそんなもんだろ」
「それはそれでノルドらしい偏見すぎる」
内戦関連の話も聞けます。
シビルは、ウルフリックが上級王トリグと戦い、彼が死んだときに立ち会っていました。
トリグは、父イストロッドの25年の治世を引き継ぎ、スカイリムのシンボルになったわけで、それをウルフリックは倒したかった。
イストロッドの死後、スカイリムの上級王を選出するムート(首長合議)で、ウルフリックはスカイリムの帝国からの独立を叫んでいた。
「……うーん、そこで上級王に選出されなかったのは悔しかったろうなァ、ウルフリック」
「それで、打倒トリグ!的な?」
「執念だねー。可哀そうなのは、トリグがウルフリックを尊敬してたのに、ウルフリックは知らなかっただろう、っていうシビルの観察だよね」
「あー。一方通行」
「ウルフリックの挑戦をトリグが受けたのは、尊敬していたからかも」
「そうなんだろうなァ。実際、シビルも『ウルフリックがトリグに独立を呼び掛けていたら応じた可能性がある』と言ってたし」
「ウルフリックは挑戦じゃなくて、トリグを懐柔というか、弟分にしちゃえばよかったのか」
「……あの人、意外に複雑な人だよ?」
「まあ、そうだろうねぇ」
トリグが帝国からの独立を選択しなかったのは、アルドメリ自治領をスカイリムだけで倒せないから。
※アルドメリ自治領は、1つ前の大戦で帝国と戦ったエルフの国で、帝国とは白金協定を結び、スカイリムのタロス信仰の禁止を申し入れた国
そして、帝国からの食糧や資源は、スカイリムにとって切り離せないものだから。
トリグはやみくもに独立を選択して、これらの複雑な状況を悪化させたいとは思わなかったのです。
うーん。ウルフリックよりトリグのほうがまともに見える。
戦争後を見ていない気がするんですよね、ウルフリックは。食糧難になって人がばたばた死んでも、ノルド独立のために致し方なし、とか言いそうで。
でも帝国もなー。うーん。やっぱり先送りしよう。
もう少しこの王座の間で話を聞いていきます。
従士ブライリングは、戦士らしい感じ。ストームクロークを非難せず、「信じることのために戦うのは名誉なこと」などと言っています。
護衛ボルゲール・ベアクローは、何も考えてなさそう。質問は執政にしろ、ってくらい。
……あっ。
肝心の首長エリシフと話すの忘れてました。
エリシフは、ウルフリックに対して辛らつです。
「臆病な裏切り者ウルフリックが権力を欲して、トリグを殺した」というのが彼女の中の事実です。
このストームクロークが引き起こした内戦に対し、エリシフは「ストームクロークを一掃しなければならない」と強硬主張です。
彼女は上級女王ではありません。この内戦が終わるまでは主張しないけれど、ストームクローク一掃後は名乗りをあげるつもりです。
エリシフは、ウルフリックの説明から感じていたよりは、理知的に物事に対処しようとしていると思います。
テュリウス将軍が戦争にばかり気を取られ、民を見ていないのを心配しているのもいい。
何より、「ノルド人ではないテュリウス将軍がいなければ、スカイリムの人々は生きていけない」という発想は面白いです。
エリシフは、ウルフリックに比べると「自立しよう」という意思には欠けます。テュリウス将軍と帝国軍を「信じるしかない」と他の選択肢を考えられないところがあります。
トリグがどう考えていたのか、今ではもうわかりませんが、似た感じだったのでしょうか……。
これ以上内戦の話を聞いてもうんざりしそうなので、立ち去ることにします。
おっとその前に。
「この服が気に入ったか?」 「とても素敵な。職人技がすばらしいわ」 「レディアント装具店だ」 |
ちゃんと宣伝しておきました。
エリシフはレディアント装具店にドレスを何着か発注するつもりになったようです。
ターリエに伝えてやることにします。
帰る前にちょっとうろうろしたら、また「珍しい石」を発見しました。
これ、いくつ世界にあるんだったか……。
ここにありました。 |
最後に、メララン(エリクールの私兵、魔術師)と、オダール(料理人、先代から仕えている)に会いました。
二人とも、シビル・ステントールについては「怖さ」を感じているようです。
普通の人間じゃない、と暗示するようなことを言いさえします。
うーん、シビルはどんな存在なんだろうか。
<終了したクエスト/タスク>
- ペラギウスの羽に入る手段を見つける
- ソリチュードの宮廷に向かう(ヴァルニウス・ジュニウスの悩みについて)
- ストロム・エムカイ・ラムをファルク・ファイアビアードに届ける
- ファルク・ファイアビアードから賞金を受け取る(ブロークン・オール洞窟にいる山賊を倒したので)
- エリシフとターリエの服を着て話す
クエスト・タスク・気になる情報▽
<クエスト>
- ストームクロークの反乱に加わる(レイロフに勧誘された)
- ウィンターホールド大学へ行く(魔法を学べる)
- アズラの祠へ行く(ダークエルフが作った名所)
- リフテンで顔面改造医を探す
- 【戦闘中行方不明】ノースウォッチ砦で待ち合わせ
- 【緊急事態】レッドガードの女を見つける
- 【声の道】グレイビアードと話す
- 【ドーンガード】ドーンガードの首領と話す
- ペライトの祠でケッシュを見つける
- 帝国軍に加わる
- 【失われた無垢】親切者のグレロッドを殺す
- コンスタンス・ミシェルは殺さない
- 【ホワイトファイアル】白き小瓶を回収する
- アターリング・ヒルズ野営地で敵のリーダーを倒す
- ドーンスターの博物館へ行く
- フレイディス女王の剣をクラグワロウ・スロープの中で見つける
- 【月明かりに照らされて】シンディングと話す
- バイルガルチ鉱山で敵のリーダーを倒す>/li>
- ヴィオラの金の指輪をヴィオラ・ジョルダノの家に置く
- 同胞団の指導者と話して仕事をもらう
- 【救出作成】クストをエンバーシャードから助ける
- 珍しい石を鑑定人のところに持っていく
- ソリチュード灯台の炎を消す
- オクティーブに、イルンスカーに対処したと伝える
- 神々の聖堂に行くことについてグレタと話す
- ヴィットリア・ヴィキを説得してスパイス入りワインの積荷を出させる
- 【オラフ王の焚刑祭】オラフ王の詩歌を見つける
- 【乱心】鍵を使ってペラギウスの羽に入る
- 【狼を呼びし者】ウルフスカル洞窟を一掃する
- パインムーン洞窟で敵のリーダーを倒す
- ターリエに、エリシフが服について何を言ったか伝える
<個人的タスク>
- シマーミスト洞窟奥の探索
- ホワイトラン地方のドレラスの小屋をどうするか考える
- ホワイトラン地方の詐欺師の隠れ家が未クリア
- ホワイトラン地方のシアーポイントはドラゴンの住処
- 内戦で帝国・ストームクロークのどちらにつくかの検討
- 内戦の背景をもう少し掘り下げる
<その他の多少気になる情報>
- ホワイトランの警備情報は最悪(宿屋の客・シンミール情報)
- ホワイトランのイソルダは、バナード・メアを購入予定
- ウィンドヘルムの街のあちこちで女性が殺されている
- ウィンドヘルムの宿屋にアドナドという作家がいる
- ファルクリースのデンジェールは、鍛冶屋のロッドが帝国のスパイだと主張
- ボラーの令状/ボラーの忠誠剣
- ホワイトラン南西のセクンダの口づけは巨人の聖地