一度アルクンザムスに戻って、近くにあるらしい別の遺跡を探しに行くことにします。
ノルドの遺跡ヴァルスムです。
「ドワーフの遺跡のそばにノルドの遺跡か」
「ふむ、ではドラグウルが戦いの相手だな」
「過ぎ去り歴史の一ページを垣間見る的な」
「ドワーフの遺跡なら機械、ノルドの遺跡ならドラウグルと相場が決まっている」
「興味の対象は戦いだけ?」
「それ以外に何が必要だ」
「じょ、情緒とか……」
情緒はともかく、さっそく中に入ってみることにします。

……ん、誰かいます。またも、亡霊……?

「失せろ、よそ者。この場所では悪が活動している。解き放たれるようなことになれば、世界そのものの安全が脅かされるのだ」
またか……!
狼の女王ポテマも、遺跡に封じられていましたっけ。あれはハーフィンガル地方の封印、これはリーチ地方の封印ということでしょうか。
この遺跡は、ヘブノラークという人物の墓。
私に話しかけている亡霊ヴァルダーは、この墓にヘブノラークを拘束する役目を帯びているようです。
何世代も前に死んだヘブノラークだけど、ヴァルダーは復活が近いと恐れています。
ヴァルダーは長い間ヘブノラークを拘束し続けた結果、力が衰えてきているのです。
ヘブノラークが目を覚まし、力を回復したら、ヴァルダーは太刀打ちできず、消えてしまいます。
そうなったらヘブノラークをとめるものはありません。
「だが、生きている勇者の助けがあれば、うまくやれるかもしれない」
では、手伝うしかありません。
「いいですよね、ゴーバッシュ?」
「もちろんだ。敵は倒す。俺はそのためにここにいる」
「頼もしい!」
では、亡霊の求めている「下の墓にある3つの容器」を取りに行きましょう。
この容器があれば、ヘブノラークは回復(復活)できてしまうのです。復活する前にこっちで押さえてしまおうという魂胆。
※この容器、ゲームのクエスト上では「船」と表現されているのですが、何かの隠喩なのか翻訳ミスなのか。
当然、子分(たぶんドラウグル)が番をしているのですが、そこは蹴散らすしかありませんね。
ところで、ヘブノラークとはどういう人物だったのでしょうか。
「人を魅了する術を身に着けていて、信者で構成する忠実な軍隊を築いた。善良な人々が奴の魔法にかかり、永遠に歪んでしまった。邪悪な者に変えられてしまったのだ。それ以後、彼らは恐怖だけで服従していた。拷問や辱めを受けても、反抗しなかった。死ぬ時でさえ、奴に仕えたのだ」
おう……。
信じる心というのは時に無垢ゆえにめんどくさい。
それで、どうしてヴァルダーは亡霊になってもここにいるのでしょうか?
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死後の復活を計画したヘブノラークを墓から出さない義務を負っているヴァルダーさん。 |
義務!
いやはや。
ともあれ、ヴァルダーさんの背後にある壁の穴から奥に進みましょう。
ここも、塗りこめられていたけれど、ヘブノラークの復活か近づくにつれて穴があいてしまったのかもしれません。

穴の奥には扉があり、いよいよ、墓地ヴァルスムの探索開始です。
思っていたとおり、ドラウグル(ミイラゾンビ)が沸いてくるので、ゴーバッシュと二人でばったばったとなぎ倒しながら進みます。
信者たちには、「聖なるヘブノラーク様の眠りの地」ということなのか、なんだか儀式場めいたつくりになっています。

あと、落とし戸があったりする。これは下から見た感じ。

構造はちょっと複雑で、道に迷いがちですが、ぼちぼち進んでいきます。
ドアが格子で閉じられてるなと思ったら、壁のハンドルを探します。

拷問されて死んだ人々も、そのままの姿を残しています。物悲しい。
ちなみに、探している容器はこんな感じ。

これを3つ集めます。
おなじみ、ドラゴンの爪型の鍵と扉もありました。これ、爪の裏側に、扉の輪の模様をどう合わせるか書いてあるんですよね。
気づいちゃうと簡単。

3つめの容器を取った奥には、シャウトの壁があって、力の言葉を習得できました。

こういう複雑な構造のダンジョンは、帰り道用のショートカットがあるので助かります。
ぱぱっとヴァルダーさんのところに戻りました。
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ヴァルダーさんにいたわられる。ちょっと嬉しい。 |
この3つの容器には、ヘブノラークの血が入っています。
死後、リッチとしてよみがえった後に強力な自分の力を取り戻すため、力の源としての血をとっておいたのです。ただのリッチじゃない、強リッチになろうというのだから、強欲です。
この容器を空にすれば、力を取り戻せなくなります。
つまり、強リッチ計画を邪魔してやろうという算段です。
私が容器を空にし、ヘブノラークが座る予定だったのであろう王座に座ったら、ヴァルダーがヘブノラークを解放します。弱った状態で目を覚ますヘブノラークを叩きのめすのが私の仕事です。
で、王座の前の器に、3つの容器に入っていた血をあけて……

王座に座ります。

儀式が始まりました。


ヘブノラークの復活です!
「行きましょう、ゴーバッシュ」
「ああ。死んだ人間は動いてはならない」

で、倒しました。
そこまで苦労しなくてよかったです。でも毒とか通じないので、ちょっと使っちゃったのもったいなかったな……。

ヴァルダーは、感謝の言葉と、ヘブノラークの持ち物(鉄仮面と杖)を持っていく許可をくれたあと、ふわっと消えてしまいました。
ようやく彼も解放されたということでしょう。
ヴァルダーのいる場所だからヴァルスムって名前の遺跡なのかな、ここ。ちょっと音が似ています。
鉄仮面(ヘブノラーク)は疾病と毒を100%防ぎ、杖は地面に50ポイント/秒の電撃ダメージを与える雷の壁を出現させる効果がありました。
それなりに強力です。たぶん使わないんですけど、ネームドアイテムは保管する習性があるので、ありがたくもらっていきます。
外に出ると、夜になっていました。

近くをうろうろして、ちょっと遺跡っぽいところ見つけたりしましたが、掘られている中に宝箱があって、「軽装備の鍛造」という本があるくらいでした。
無駄にドラゴンに絡まれて疲れたので、今日はこれくらいで。
<終了したクエスト/タスク>
- 待機する悪漢
クエスト・タスク・気になる情報▽
<クエスト>
- ストームクロークの反乱に加わる(レイロフの勧誘)
- ウィンターホールド大学へ行く
- アズラの祠へ行く
- リフテンで顔面改造医を探す
- 【緊急事態】レッドガードの女を見つける
- 【声の道】グレイビアードと話す
- ドーンガードの首領と話す
- 帝国軍に加わる
- 【失われた無垢】親切者のグレロッドを殺す
- ロストナイフ洞窟の隠れ家にいる山賊の頭を倒す
- ドーンスターの博物館へ行く
- 【月明かりに照らされて】シンディングと話す
- 【シルバーハント】スコールと話す
- ドワーフの矢をカルセルモのところに持っていく
- 珍しい石を鑑定人のところに持っていく
- 【明かりを消せ!】ソリチュード灯台の炎を消す
- 【オラフ王の焚刑祭】オラフ王の詩歌を見つける
- デルキーサスを見つける
- 赤鷲の剣を見つける
- 【ボエシアの呼び声】ボエシアの祠を見つける
- ファルクリースの人々を手助けする
- アクラ種の最後の鞘をゴーザのところへ持っていく
- エルトリスのノートを読む
- 赤い峠道にいる巨人を倒す
- オルファン・ティアー号で敵のリーダーを倒す
- 【フォースウォーンの陰謀】タロスの祠へ行く
- 鍛冶の巨人の指を見つける
- 【恐怖の館】ボエシアの司祭を探す
- ディベラ聖堂で像を盗む
- スパイスを振った牛肉をヴォアダへ届ける
- ドルアダッチ要塞で敵のリーダーを倒す
- 【忘却の彼方】エセリウムの破片を探す(1/4)
<個人的タスク>
- 帝国・ストームクロークのどちらにつくかの検討
- シアーポイントにドラゴンが巣くっている
- ドレラスの小屋をどうするか決める
- 宝の地図7、10
- レイクビュー邸を建築
- レヴィン作のシリーズ4冊を読む「物乞い」「盗賊」「戦士」「王者」
- 反逆者の積み石に何か武器を持っていく
- サンダード・タワーに入る
<前回発生して今回まだ見ていないもの>
- オールド・オーク
- ホワイトラン首長と弟フロンガルの関係について
- ペライトの祠でケッシュを見つける
- スタンダールの番人を襲う吸血鬼
- ベリットの灰をルニルに届ける(ファルクリースのクエスト)
- 闇の一党の暗殺者に襲われる
その他の多少気になる情報>
- ホワイトランの警備情報は最悪(宿屋の客・シンミール情報)
- ドラゴンズリーチはドラゴンを閉じ込められるように改築された
- ウィンドヘルムで女性連続殺人が発生している