2018/01/10

マルカルス巡り~シルバーブラッド一家の影響力

直近で抱えていた問題をようやく片づけたので、マルカルスの街をうろうろしてみることしましょう。

そういえば、ここには偶然(?)やってきて、けっきょく、なんだかんだとばたばたしていたので、ろくろく回ってないのですよね。

マルカルスの光景

マルカルスは山の側面にへばりつくように作られているようで、街は階段で構成されています。



こんな光景ばかりなので、正直、しょっちゅう道に迷います。

歌い人のイングヴァー

廃屋の近くの道端にいました。



からまれました。
「マルカルスに流れているのは血と銀だ」
……シルバーブラッド?
このマルカルスという街、ひいてはリーチ地方を牛耳っているという話は、カースワステンで聞いていました。(鉱山の所有権をシルバーブラッドが手に入れようと画策してた)

シルバーブラッド一家はシドナ鉱山を所有していて、そこに罪人を送り込んで銀の鉱脈を掘らせ、労働者を安価でこきつかって銀を抽出しているのです。
すごい財源だ。そりゃ、街の半分は簡単に支配できるというものです。
で、このイングヴァー氏は、そんなシルバーブラッドのために働いているわけです。
(ソリチュードに家を持っているようです。家族はいるんだろうか。ていうか、本当に家あるのかな?)
吟遊詩人大学を卒業してすぐこの街に来て、やくざな稼業をスタートさせたそうです。
ご本人も理解しているようですが、確かに詩人より、体を使う仕事のほうが向いてそうですね。

トレジャーハウス

シルバーブラッド家の後援者のための場所だそうです。この女性リアダは窓口ですかね。



いやはや、本当にシルバーブラッド優遇の街ですね。
このトレジャーハウスの責任者はソーナー・シルバーブラッド。一族の事業を取り仕切っている中心人物です。
ちなみに、兄のソーンヴァーは政治方面担当。
後援者はこのリーチ地方の地主たち。労働者たちもシルバーブラッドから仕事をもらっているので、ある意味彼らも後援者でしょうか。

あとは掃除夫のドンネル。それに、ソーナー・シルバーブラッドの妻のペトリッド。
ここで20年働いているというナナ・イルデーン。




アンダーストーン砦

首長のいる場所です。ホワイトランでいうならドラゴンズリーチ。
外見がドワーフの遺跡っぽい感じ。奥へ行ってみるとわかるのですが、本当にドワーフの遺跡と直結しています。



入ってすぐのところで、ソーンヴァー・シルバーブラッドと司祭ヴェルラスが言い合いをしていました。
というか、ソーンヴァーが一方的に司祭に詰め寄っている感じ。
非常にやくざな感じがしますね、ソーンヴァー。



ヴェルラスが死者の間を閉鎖しているのですが、ソーンヴァーはそのことを「隠し事をしている」となじっているわけです。
まあ、墓参りに行こうと思ったら閉鎖されているというわけで、理由を知りたいのは親族としては当然かもしれませんが、どうもソーンヴァーの場合はそれだけじゃない気がするのですよね。タロス信仰を禁じられたこともなじってますし。
マルカルスの街そのものは帝国派閥ですが、シルバーブラッドは反乱軍ストームクローク派閥なのです。

ホワイトランでも、帝国側・ストームクローク側にわかれて2つの名家がいがみあっていましたが、あれに比べるとずいぶん陰湿な争いが起きている気がします。
というか、シルバーブラッドが陰湿っぽい。



ソーンヴァーの話を聞いてみるとそんな印象でした。
反体制側が強い力を持っているので、この街では権力の逆転構造が起きているのです。
帝国側の街で、堂々とタロス信仰について声を上げられるのは、彼の力がそれだけ強いからでしょう。
シルバーブラッド家はシドナ鉱山を所有しているので、財源を握っていますしね。

ここでも、ウルフリックがこの街マルカルスをフォースウォーンから救った話が聞けます。彼がウルフリックに明確にストームクローク寄りです。心酔しているといいくらい。

いやはや、熱が高すぎてあまりつっこまないほうがよさそうです。

アンダーストーン砦にはいま入ったばかりですから、ソーンヴァーと別れて、もう少しまわってみることにしましょう。